棚田の一年棚田いこうよ.net | せんがまちの風景と年中行事
せんがまちの一年の様子をご紹介します。
※棚田オーナー、サポーターさまの年間作業日程はこちらからご覧ください。
田打ち講
秋の収穫が終わり、山に帰った田んぼの神様をお迎えします。
田んぼの土で小山を3個作り、その山にススキに松・榊・萩・御幣を添えて餅を供え御洗米を蒔いて今年の豊作を祈ります。
昔の稲作農家では当たり前に行っていたようですが今では忘れ去られた行事の一つです。
NPO総会、作業
藁の片付け、畔の補修、梅や竹林の整備など・・・農閑期にも色々と作業を行っています。
冬水田んぼ(ふゆみずたんぼ)
冬の間に土がひび割れないよう棚田に水をはることで、静岡県で絶滅危惧種Ⅱ類とされる「ニホンアガガエル」の産卵場所となっています。またヒエなどの発生を抑える効果も発見されています。
梅の花見頃
棚田のシンボルツリーの梅が見頃を迎えます。
私達が活動始めた20年前から、この梅の木を棚田のシンボルツリーとして満開になる頃には田起こしをしてきました。
田起こし、復田
氷と霜柱のある棚田を起こし、畔(あぜ)の補修などをします。
休耕田となっていた田んぼも毎年少しずつ復田を行ってきました。
紅梅が満開
紅梅も満開になり、春の動植物も見られるようになります。
棚田でニホンアカガエルのおたまじゃくしを探してみましょう。
田起こし、畔ぬり
土をおこして畔を作ります。昔ながらの鍬は、柄が短く田で使いやすいもの。
農作業が終わり…ピカピカに光る畔が連なる様は、まさに千の框です。
あぜ道アート
あかりを楽しみ、里山の恵みを受け取り、考えるイベントです。
数百の蝋燭の明かりは幻想的です。
桜満開、草刈作業
桜の花や、ニホンタンポポも満開となります。
雑草が伸び始めるので、4月からは毎月草刈作業を行います。
新茶に向けて
地元棚田保全メンバーは、ほとんどがお茶農家。この時期は新茶づくりで大忙しです。
田植えの頃には美味しい新茶を飲んで頂けるようがんばっています。
代掻き
田んぼの土を掻き混ぜやわらかくした後、ならして、苗を植える準備をします。
土を均一にならすことで、雑草の成長を抑える効果もあります。
田植え
5月末~6月上旬の間に田植えを行います。
せんがまちのお母さんたちの手作り田植え弁当もお楽しみです。
賑やかな農作業が終わり、シュレーゲルアオガエルのコロコロという良い声が棚田に響きます。
あじさい、ホタル
棚田の宝石ホタルは5月末から6月上旬に見られます。
草刈り
雑草がどんどん伸び、畔や田んぼの中にも草が生えます。
蓮やユウスゲの群生も見られます。
草刈り、生き物教室
夏はひたすら暑さと草との格闘です。
子どもたち向けに生き物教室を開催しています。ドジョウやヨシノボリ、カワニナ、ダルマガエルなどを探します。
稲の出穂、草刈り
出穂(しゅっすい)は稲の茎から穂が出てくることです。出てきた穂のモミから白い花が咲き受粉します。
8月に蒔いた蕎麦も花が咲きます。
スガイづくり
稲刈りのときに、ハズ(ハザ)に掛ける稲が落ちないように束ねる縄です。藁を綯(な)ったスガイを使うのは今ではとても珍しいです。
稲刈り
収穫は一番楽しい行事です。鎌で刈り取った稲をスガイで束ね、ハザ掛けします。
農作業の後のお楽しみは、棚田の新米と地元野菜たっぷり、女性部特製の「おごっつぉう弁当」。つきたてのお餅や、豚汁と一緒に収穫を味わいます。
脱穀~オーナー米発送
天日で干したお米は太陽の香りがします。脱穀・精米・袋づめをして、いよいよオーナーさんにお届けです。
村祭り
上倉沢の祭り駒形神社の御祭礼を2日間にわたって行います。収穫を感謝して、棚田を屋台で一周します。
神摩利支天のお祭り
棚田の守り神摩利支天と、山の神様 金毘羅様にお礼をします。
摩利支天は昔、武士の間で流行した信仰。私たちの先祖も戦に敗れこの地に住み着き摩利支天を祭ったのでしょうか。
今では棚田の守り神としていつも棚田を見下ろし目木沢の堤防が破れないように私たちを守っています。
静岡の茶草場農法
ススキやヨシを刈り乾かす「かっぽし」の並ぶ茶草場は、美味しいお茶づくりの伝統的な風景。茶草場と棚田が隣接する環境で多様な動植物が育まれています。
蕎麦打ち体験
少し早い年越し蕎麦を、自分で打っていただきます。出来立ての蕎麦は格別です。
しめ縄づくり
しめ縄は、今年収穫したもち米の藁で作ります。思い思いの飾りつけで、華やかで個性的なしめ縄が完成。一年の棚田の行事も、これで締めくくりです。
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