こんにちは。
前回の更新から、もう2か月も経つんですね。今は夏の暑さも幾分か落ち着いてきました。
3年の梶山です。
酒米の稲刈りについて振り返っていきたいと思います。
まずは、やはり毎回気になる(自分だけではないはず…)天気からです。
前日は台風の影響もあってか雨が降っていましたが、当日は晴れました。田んぼの状態が少し気になりましたが、なんとかなるさの精神で秋一歩手前の朝を迎えます。
棚田に到着後は、今日のスケジュールの確認をしていきます。
本来は、棚けんは鈴与の皆さんの稲刈りをサポートしていく予定でしたが、このご時世もあり、残念ながら鈴与の皆さんはオンラインプログラムでの参加となったため、棚けんのみで稲刈りを行うこととなりました。
オンラインプログラムでは、サツマイモのピクルス作りや機械を使わない脱穀、籾摺り、精米等を一緒に実践したり、稲刈りの様子が映されたりとして楽しんでもらいました。個人的にはかなり興味を惹かれる内容であり心揺さぶられましたが、代表代理の立場もあるので、好奇心は断ち切っていきます。
さて、肝心の稲刈りなのですが、今回刈る田は、午前中は山の陰にかかる場所に位置しています。つまり、稲の葉にはキラキラと大きな露玉がその存在を輝かせ、泥はさながら硬めの生混凝土、といった様相を呈し、朝の懸念は見事的中していたわけです。
踏み込んだ足は深く沈み込み、泥に固定されます。その足を引き抜く動作を繰り返していくだけで体力は奪われますが、幸いにも日陰であることと活動時間を制限していたおかげで疲れは緩和されたかのように思われます。
刈った稲はバケツリレーの要領で一ヶ所にまとめ、藁で結んでいきます。それを、はず掛けしたら今日の作業は終了、鈴与の皆さんに手を振ってお別れして、弁当を食べて、帰路について。怪我なく一日を終われて良かったです。
久しぶりの作業となりましたが、外で活動することは身体的にも精神的にもいいですね。何かに煮詰まったら自然に囲まれてのんびりが一番だと思います。これからは秋もはじまるので、いろいろな動植物を楽しめると思いますよ。
次回の稲刈り、脱穀の作業までに活動制限も緩まり、従来の活気が戻って欲しいと願うばかりです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
梶山