菊川中の生徒が田植え体験に来てくれました!

月曜日, 6月 7th, 2021 投稿者:しず大棚けん

こんにちは~

夏が近づいてきてテンションが上がっております、自然大好き・生き物大好きの加賀です。
今回、ブログをはじめて担当させていただきます。よろしくお願いします。

暑い日差しを浴びて、棚田のあぜ道は鮮やかな緑色に。田んぼの中を覗くとオタマジャクシやヤゴなどいろんな生き物たちが活動しています。ほとんどの場所で田植えが終わり、これからの稲の生長が楽しみです!

晴れて良かった

田植え体験の様子

先日6月5日に常葉大学付属菊川中学の生徒たちと田植えをしたので、その報告をさせていただきます。前日と翌日の天気は雨でありながら、この日は見事な青空が広がって天気に恵まれました!数日前の予報では雨だったのですが晴れてくれて本当によかったです。棚研の日ごろの活動の頑張りを天気の神様が見ていてくれたのでしょうか?(僕のいつもの行いが良かったのではとひそかに思っているのはナイショ)

菊川中からは70人くらいの生徒が田植え体験に来てくれました。暑い中来てくれてありがとう!みんなで協力して棚田二枚分の田植えをしてくれました。
生徒たちは田んぼの泥の感触に対して「キャー、冷たい!」や「なにこの感触!」などと様々なリアクションをとってくれました。楽しんでもらえて何よりです。
田植えの最中に生徒たちが面白いものを見つけてくれました。

アカハライモリ

たくさんのイモリたちです。
棚田の管理人の一人である堀尾さんが「生徒たちにイモリを見せたいから、がんばって見つけてくる」と朝に意気込んでいましたが、生徒たちがあっさりこんなにもたくさんのイモリを見つけていました。
短時間でこの量のイモリが見つかるとは…。生徒たちの観察眼もそうですが、棚田の生き物の豊富さはすごいなと思ってしまいました。

ビオトープ整備の様子

午前の田植え体験も終わり生徒たちを見送った後、午後はビオトープの整備をしました。ビオトープはしばらく手をつけていなかったのもあり、なんだかよくわからない状態に…。生き物好きの僕としてビオトープは力を入れたいところ。まずは水深を深くしたいのですがビオトープの水がどこからか抜けてしまうのか、水がとなりの用水路に流れてしまうではありませんか。これを止めるのにだいぶ苦労してしまいましたよ。
将来的には足場をつくって観察しやすくしたり、ガマなどを植えて生き物たちが隠れられるような場所を作ったりとか、カワニナを繁殖させてホタルが来てくれるようにとかしたいですね~。ホタルだけでなくいつか、せんがまちの棚田にゲンゴロウやタガメなどの希少生物が来てくれることを夢見てこれから引き続きビオトープの整備をしていきたいと思っております。

もうすぐ夏。これから稲たちが生長するのが楽しみです!夏の青空とそれに照らされ緑色に輝く稲の姿を早く見たいですね~。次に棚田を訪れるときはどこまで育ってくれているのでしょうか?

以上、加賀でした。お読みいただきありがとうございました。

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