知ってる人は知っている。知らない人は覚えてね。こんにちは、農学部三年の大屋です。
今日は5月26日に行われた代掻きについて更新したいと思います。
このブログを読んでいる方の中には、そもそも代掻きって何?という方もいらっしゃるかもしれないので、それについて説明したいと思います。
まずはその語源から。代掻きの「代」という漢字ですが、大化の改新以前の6、7世紀に用いられた田地の面積を測る単位で田んぼの一区画のことを言います。
この田んぼの一区画である代を掻く(農具を使って田んぼを耕す)ことから代掻きと言うそうです。
代掻きの語源がわかったところで、その作業内容について説明します。
代掻きとは田んぼに水を入れた状態で、足を使って雑草を埋めたりしながら田んぼの土をかき混ぜて、鍬(くわ)やトンボを使って土の表面を平らにしていくという作業です。
この作業には、雑草の発芽を抑制したり、田植えをするときに苗を植えやすくするなど様々なメリットがあります。
この作業によって植えた後の苗の生長の具合が変わってくるので、田植えをするためには代掻きという作業がとても重要で必要不可欠なんです。
さて、ここから私たちがやった作業について紹介していきます。
最初に代掻きのやり方の説明をしてもらい、ひたすら代掻きをやっていきました。一年生の中には初めての田んぼでの作業だった!という子もいたので、田んぼの土に足を取られて苦戦しながら作業をしている様子もうかがえました。
こちらは耕耘機を使って田んぼを耕している様子です。
耕耘機を使っての代掻きは思っていたよりも力がいる作業で、機械が泥にはまってしまい抜け出せなくなるということがありました。そんな中一年生が泥だらけになりながら一生懸命頑張ってやってくれました。
代掻き以外にも作業をしました!下の写真は枯れ草を燃やして肥料にしている様子です。この写真に写っている彼は午前も午後もひたすらこの枯れ草を燃やすという作業をしていました。この日は曇っていて比較的暑くはなかったのですが、この作業は火の近くでやらなければならなくて、とても暑いと同時に煙もモクモク出てきてかなり大変な作業だったようです。
以上簡単にですが、一日目の代掻きの様子をお伝えさせていただきました!
読んでいただきありがとうございました!!
大屋