「ほととぎす鳴くや五月のあやめぐさあやめも知らぬ恋もするかな」
詠み人知らずの『古今集』に収録されている歌です。
五月に咲く菖蒲の花と物事の文別(あやめ)・道理を掛けた、五月の熱情的な恋を詠った有名な和歌です。
ホトトギスが鳴くような五月の菖蒲の花ではないけれど、その人を想うあまりに冷静に物事を文別できなくなって思い乱れてしまうような恋をするのだなぁ(私訳)という意味です。
夏(当時は五月も夏にあたります)のじっとりした恋の雰囲気とホトトギスの声の対比がなんとも印象深く、個人的に好きな歌なので、ご紹介させて頂きました。
ホトトギスは夏の季語であり、その鳴き声が思慕の念を思い起こさせると言われ、当時の歌人たちは好んで夏の歌にホトトギスを詠みこんだようです。
残念ながら私はホトトギスの声に想う人はおりませんが、その少し焦ったような声を聞く度に、
もしかしたら「もの思ひ」してしまうかもしれません(笑)
ちょっとだけ国語科っぽいことを書いてみまして、前回の更新に引き続き、栗田が担当させて頂きます。
代掻き2日目は前日より7名少ない精鋭メンバーによって行われました。ですが、1日目と同じく3名の1年生が参加してくれましたよ!
(ちなみに江間ちゃんは1年生をNewFaceと呼びます。グローバルな先輩を目指しているのか……?)
午前中はトンボを使って前日の代掻きの仕上げ作業を行った……ようです。
……………「よう」?
……そうです。
またも私はブログ担当にも(以下略)
個人作業に勤しんでいたのです。
(イメージイラスト)
前日に引き続きオーナー田の看板作成を行っておりました。
久しぶりのレタリング、中々上手にできたと思うのですが、写真でお伝えできないのが残念です(;;)
オーナー田のどこかに私の手作業看板が刺さっているので、ぜひ見つけてみて下さいね。
午前の作業の様子を全然お伝えできなかった雰囲気が濃厚ですが、棚けんの癒しタイム、昼食の様子に移らせていただきたいと思います。
灼熱の空の下ハードな作業に没頭し、ペコペコの棚けんメンバーを出迎えてくれたのは
デデン!
貫禄のいなり寿司withお弁当でした。
お昼ごはん買い出し担当戦犯のぐっぴーさんとなおなりくんもこの表情。
30個のいなり寿司(数えました)は意外とリーズナブル。食べ盛りの大学生も満足のボリュームでした。
時間がある時にはスイハニングでいなり寿司を作ってみるのも変わり種で面白いかもしれませんね( ‘༥’ )
(個人的に、1年生のある子が好きだという「たまごかけごはん」もできたらやってみたいなぁと思っています。)
お腹いっぱいになった所で、午後の作業再開です。
午後は既に田植えの終わった田んぼの草刈りを行いました。
地味な作業ですが、8月の雑草まっさかりシーズンの草刈り作業の大変さを軽減する大事な作業なんです。
根の深い草は引っこ抜き、小さくて密集した草は長靴で踏み込んでいきます。
(ヒロさんのスタイリッシュな後ろ姿をどうぞ!)
たくさん作業をしてヘトヘトな棚けんメンバーにこんなうれしいサプライズが!
菊川市の名物くずシャリというアイスを差し入れに頂きました
はじめて食べたのですが、葛の少しモチっとした食感と氷の冷たさが絶妙で何本でもいける美味しさでしたよ!
とってもおいしかったので、いつかお土産に買っていけたらなぁと思います
本当にありがとうございました!
こうして(?)棚けんの作業の中でトップクラスで大変と評されている代掻きが無事終了しました。
みんな、お疲れ様です(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
1年生も棚けんのアットホームな雰囲気を感じ、せんがまちの棚田の「よさ」を一人ひとり見つけられたのではないでしょうか?
2年生以上の棚けんメンバーも思う存分鈍った身体(私だけ……?)を動かせたかと思います。
来週も2日間veryhardな作業を行います。
……そう、棚けんのメインイベント『田植え』です!(すごい!)
1週間充分身体を休めて、張り切って田植えに望みたいと思います^^*
栗田