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代掻きといふものすなる 一日目

火曜日, 5月 23rd, 2017 投稿者:しず大棚けん

小満を迎えますます夏の感じられる気候となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

近づく半袖の季節に二の腕への危機感を強めている栗田です。

(毎週の作業で少しでも細くならないかなぁと期待しています。)

 

それはさておき、今回は代掻き一日目の様子をお届けしたいと思います!

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両日共にお天気に恵まれ……非常に恵まれ、熱中症の注意が必要な程の五月晴れでした☼

 

水が張ってある棚田は比較的涼しいんじゃないか?とお思いの皆様。

 

実はとっても暑いんです(;´Д`

直射日光に照らされたお水はぬる~い上に周辺の湿度が高く、日光が反射して顔はこんがり焼けます……

 

そんなプチ灼熱地獄の中、代掻きを開始しました!

 

作業を始める前に棚田のベテラン天野さんのご指導・棚けん優秀生の実演で代掻きのやり方をおさらい

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イケメン(?)揃いの実演にギャラリーの方々も熱心に聞いてくださっています。

 

まずは長靴の底やクワで根深~~く生えた雑草を駆逐していきます!

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水を張ったばかりと侮るなかれ。

棚田の泥は万人隔てなくズブズブと足を絡めとります。

この足取りの重さには中々慣れることができません。嗚呼……筋肉痛
そんな中、1年生がとっても頼もしい!

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2日間参加してくれる猛者もいました(*^^*)いや~ありがたい!

 

代掻きは手作業だけでなく、耕運機という文明の利器も用いて行われます。

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今回は2年生男性部をはじめとしたメンバーが農家さんにレクチャーを受けていました。

手作業に比べて楽そうに見えますが、意外とコントロール力が必要な作業らしいですよ~

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しかし、歴戦の3年生の方々はこの余裕のさわやか笑顔です。見習わないとね!とまくん&けんじくん!

代掻き一日目☆_170523_0046……ところでとまくん、何を食べているのかな?

まさかこれが理数科の頭脳明晰の秘訣!?

 

とまくんの謎はさておき、初夏を迎えた棚田には沢山の生き物がいます。

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おなじみアカハライモリくんや

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ひと休み中のトンボくん

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哲学するカエルくん(私にはそう見える)

 

写真には納められなかったのですが、ホトトギスの鳴き声も聞こえました。

(「許可局」と聞こえるみたいです)

 

鳴かぬなら~でおなじみのホトトギスは杜鵑、杜宇、蜀魂、不如帰、時鳥、子規など漢字表記が沢山あることで有名ですよね。

田植えの季節に鳴くことから『田植え鳥』とも呼ぶそうですよ^( ‘Θ’ )^キョカキョク!

 

生き物に触れたり、泥に足を取られたり、オーナーさんたちとの会話を楽しんだりしつつ、午前の作業は終了です。

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集合写真のテーマは『畦の鼓動を感じろ!』

……う~~ん、熱いですね!(笑)

 

午前の作業のあとは、公会堂の民(又の名をスイハニング班)が愛情込めて炊いてくれたおいしい白米と、めいめい持ち込んだ個性豊かなおかずをみんなで囲んで、元気を補充、休息を取りました。

お写真を撮らせてもらうのを失念しておりましたが、天野さん特製きゅうりの浅漬けが、汗をたくさんかいた身体に染み渡って本当においしかったです⊂( ˆoˆ )⊃

ありがとうございました!

 

午後の作業はいくつかのグループに別れて行われました。

 

まずは引き続き棚田で代掻き作業を行うグループ。

「トンボ」と呼ばれる、野球部などで地面を均す器具を使って、午前の作業でボコボコになった棚田の表面をならしていきます。

代掻きの一連の作業は稲が均等に育つためにとっても大切な作業なんですよ~

足腰にくる重労働ですが、みんな和気あいあいと作業を進めていたようですo(@^◇^@)o

 

次に青空農園での作業を行うグループ。

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前回の作業で植えた大豆たちは残念ながら駄目になってしまったようですが、ダークホースにんにく君の収穫ができたみたいです。

まだ少しサイズが小さかったのですが、臭いは1人前!!

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帰りの車内では強烈なガーリックスメルを放っていましたฅ(ー̀กー́ )

きっとおいしく調理されてくれることでしょう!

 

次になにやら会議中のグループです。

何について話し合っているのでしょうか?
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詳細はまた後程お知らせできると思いますので、お楽しみに!

 

最後にオーナーさんが担当する棚田に刺す名札の看板を作成するグループです。

前年度も作成隊長を務めたよっちゃん、堀尾さん、わたくし栗田で主な作業を行いました。

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(実は私ブログの更新担当であったにも関わらず、こちらの作成グループに参加していたので、他のメイン作業の様子を詳しく知りません(汗)ごめんなさいm(_ _)m)

こげ茶のペンキで全体を重ね塗りし、白のペンキでレーザー彫りの文字をなぞっていきます。

これが結構細かい作業でして、終わる頃にはかなり集中力を持っていかれてしまいました

棚田を訪れた際には、これらの手作り看板にもちょっとだけ目を向けて頂けるとうれしいです。

 

こうして夕方頃に1日目のもりだくさんな作業が終了となりましたヽ(^0^)ノ

 

棚田での本格的な作業がはじめての人も、慣れてきた人も、一人ひとりが力を出し合って作業ができた1日だったと思います。

以前ブログでも書かせて頂いたように、私はせんがまちの棚田を通してうまれた人と人とのつながりを本当に貴重なご縁だと思っています。

今回の作業でも、普段の大学生としての生活では出会えないような方とたくさんお話することができ、せんがまちの棚田の『人』の吸引力を感じました。

色々な大きさ、形の田んぼが集まってせんがまちの棚田ができているように、世代も地域も考え方も違う人たちが集まっているからこそ、せんがまちの棚田のご縁は魅力的に感じられるのではないでしょうか?

色々な人に出会わせてくれる、繋がり方の多様さを感じさせてくれる棚田に感謝です。

 

次のブログでは1日目よりものんびり(?)

な2日目の様子をお届けしたいと思います。

お時間がよろしければ、是非ご覧ください( ´ ▽ ` )ノ

栗田


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