こんにちは(^^)♪
三年生のおくぼらです。お月見コンサートも一息つき、あとは来月の稲刈りに備えるのみ!・・ということで、皆さま、お待たせしました!笑 わたくしの超個人的ブログ更新の回です(^O^)/
今回は私が夏休みにおこなった活動とそれに付随して感じた事を紹介したいと思います!個人的ですよ?長いですよ?!覚悟してくださいね
① 棚けんの活動と選択の形
私は、夏休みには3つの作業に参加しました!アグリアーツさんが主催する、せんがまちの棚田を満喫するツアーと、東大で開かれた棚田学会の聴講、お月見コンサートへの参加です。
その他草刈りや、他大学交流もありましたが、参加できたのはこの3つです。一年生の時は作業があればすべて参加したい!という気持ちだったのですが、一年生の冬に「自分はなぜ棚田に行くのだろうか・・」という大学生らしいよくある壁にぶつかり 笑、他の用事との兼ね合いから適度な関わり方に落ち着いている最近です。
せんがまちの棚田に通う理由は人それぞれで、ある人は楽しさを求めて通っているかもしれませんし、ある人は使命感から通っているのかもしれません。人それぞれの立場や考え、思惑がある中で、おそらく正解はないのだと思います。棚田学会の事例報告会でも、どなたかが「棚田(地域)と大学生の理想の関わり方として、自主性が求められる中にも自由さのある“サークル”という形が適切なのではないか」という話しがあったと記憶しています。
私はやはり、長靴で棚田に入ったときの土のぬかるみが好きですし、棚田が好きな人とお会いするのが好きだから、他に優先するべきことがあっても行ってしまうのかな^^
・・といっても、自分本位になりすぎてはいけませんよね
そもそも、○せんがまちはなぜ大学生を受け入れているのか○大学生に何を期待しているのかについてはおそらく組織としては知っておく必要があるのかも~。自分の欲求と相手から求められていることが交差する点を見つけだしたいですね。それが、他人からも応援や感謝されることにつながり、案外双方にとって一番良い状態を生むのかもしれません。「夢をかなえるゾウ」でいうところの“サービスとして夢を語る”に近いのかな?
“サービスとして夢を語る”
ぎょうさんの人が聞きたい夢いうんはな、世の中がそれを実現することを望んでるいうことやろ。そしたらその夢、かなえるのめっちゃ簡単やがな。なんせその夢はみんなが応援してくれる夢なんやから。
――水野敬也「夢をかなえるゾウ」本文引用
自分の欲を理解したうえで、他人からも応援される形に少し変形するのがきっと大事なんですね^^ちなみに、私、水野敬也さんの書くブログがとっても好きです。笑 過激な恋愛マニュアル本も発行していらっしゃいます・・関心のある人いるのでは?!笑
・・三年生の今は、これまで取り組んできた農業環境演習という農学部内プロジェクトのまとめの年でもあるので、これまで以上に目の前の選択肢と向き合ったうえでの判断を心がけたいと思います(`´)ゞ応援していただける形で><。
② 「きくがわフューチャーセンター」の話
せんがまちの棚田もある菊川市で、9月1日にフューチャーセンターが開催されました(^O^)/みなさん、フューチャーセンターってご存知ですか???
フューチャーセンターとは、ある課題を持った人と立場の異なる様々な人が出会って未来志向の対話をする「場」のことを指します。言葉だけでは分かり辛いと思いますので、きくがわで開かれたフューチャーセンターの例に置き換えてみますね。
課題を持った人・・菊川で活動しているお茶農家
課 題 ・・菊川で永続的な茶業をするにはどうすればよいか
立場の異なる人・・菊川市民(茶農家/茶農家外/役人/茶娘)
掛川市民/静岡市内の大学生/大学教員/愛知県民・・・=参加者
未来志向 ・・×永続的な茶業は~~だからできない
○20年後永続的な茶業が実現したのは、何が起こったから?
→ありたい未来像から逆算して、今できることを対話する
このフューチャーセンターの良い点は、課題を持ってくる人にとって、いつもとは異なるメンバーと話すことで新たな方策が見つかりやすくなることや、新たな協力者や未来のステークホルダー(将来的な利害関係者)と出会えることが挙げられます。また、参加する人にとっても、地域に愛着を持って活動している人との出会いを通して、自分自身も地域に愛着がわいたり、地域活動参加への糸口になったりすることでしょう。
私は静大で開催している「静大フューチャーセンター」というものに関わっていまして、そのご縁でお招きいただきました。フューチャーセンターは、県内の静岡県立大学や三保、島田商業高校など各地で開催され始めていますが、菊川では初の試み。「よくわからないけど難しいのでは?」という話や「何をするのかわからない」という状態からのスタートでしたが、終了後には菊川のお茶に可能性を持ち、動き出しそうな勢いを感じる様子でした。また、お茶農家さん自身が以前より抱いていた自分の目指すことに対する確信を得る事も出来たそうです。
フューチャーセンターを開いただけでなにか課題が解決するわけでも、参加者がその後介入することが決定するわけでもないのですが、“人と人とのつながりの場であること”“対話のための専門空間であること”ここでの話し合いがもしかしたら社会変革装置としての役割を担うかもしれないこと“(参考:野村恭彦 フューチャーセンターをつくろう)が価値であると、かれこれ30回以上のフューチャーセンターを経験させていただいた私は感じます。
現に、静岡に愛着のなかった私が静岡で活動する方々との出会いを通して、気づいたら好きになっているのも一つの成果なのかなぁなんて。
せんがまちの棚田である菊川でもこんな取り組みがありますよー(^^)/というご紹介と、また年内におそらくもう一度開催されますので、興味のある方は菊川市民活動センターやこちらへのコメントにでもくださいねー(^^)/★
ついつい長くなってしまうのですが、私の個人的な夏休みの活動、菊川と絡みのあるものの紹介でした! 最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!
おくぼら