Archive for the ‘棚田保全の報告’ Category

ソバの脱穀が完了しました!

火曜日, 12月 6th, 2016 投稿者:あまの

晴天の中、土曜日にソバの脱穀をしました。

「よーし、脱穀機使ってやってみるぞー!」と意気込んだものの、寒さのせいか、脱穀機がなかなか動かず。最終的に、棚田米の脱穀最中にベルトが切れてしまった脱穀機を直して使うことになりました。

歯車を回転させていくためのベルトなのですが、ここは私天野、理系出身なのでちょちょいのちょい…ちょ…ちょちょい…

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最後はパワープレーで完成。

無事に復活した脱穀機で、早速ソバを脱穀。

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そもそも、脱穀機でソバの実が脱穀できるか心配でしたが…無事に実をとることができました。
やっぱり農業機械はすごい!よく考えられた仕組みだなぁと実感しました。

 

今回脱穀したソバの実は、12/10(土)のソバ打ち教室@せんがまちにて、使用します。
まだまだ申込み受付中ですので、ご都合の良い方はぜひ!
詳しくはこちらをご覧ください。

青空ポカポカ陽気の中、楽しい一日でした。

投稿者 あまの

ソバの収穫が終わりました!

日曜日, 11月 13th, 2016 投稿者:あまの

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「ソバの収穫体験」が終わりました。ご参加くださいました皆さん、ありがとうございました!

なかなか体験する機会がない「ソバの収穫」ですが、皆さんはソバの実って、どうやってなるか、知っていますか?

 

あまり知られていない、ソバの実ができる様子はこれだ!1、2、3!(古い)

 

 

 

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どーん

分かりにくいですが、白い花の根元に実がなっているのが分かります。これがソバの実です。

種をまいてから、だいたい1か月くらいで小さな白い花を咲かせ、少し経つと実をつけていきます。
荒地、やせ地でも育つため、昔からあらゆる地域で作られていたそうです。

収穫作業自体はとっても簡単。
稲刈りの要領で茎ごと刈り取り、藁で結っていき、乾燥させるという3ステップです。乾燥が終わったら、脱穀作業で実を落としていきます(今回はハズ掛けするまでを体験してもらいました)

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一般的にはソバ粉にして、ソバを打って食べますが、徳島県では「ソバ雑炊」といって、ソバの実のまま食べる文化もあるそうです。地域によって様々で、おもしろいですね。

今回、収穫したソバは粉にして、12月10日(土)に行われるソバ打ち教室で使用します。こちらももう少ししたら、募集ページを立てますので、ご期待ください!

投稿者 あまの

昔ながらの脱穀機で脱穀体験

日曜日, 10月 23rd, 2016 投稿者:あまの

快晴の中、昨日脱穀作業が行われました。ハズ掛けして乾燥させたもち米、うるち米を脱穀機で籾(モミ)をとっていきます。

地元メンバーがエンジン式脱穀機で作業する中、公会堂前では棚田オーナーの皆さんと一緒に、恐らく大正時代頃に作られたであろう、脱穀機で古代米の脱穀体験を行いました。

そんな昔ながらの脱穀機がこちら

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メーカーのラベルも貼られていないので、恐らくお手製の脱穀機とのこと。足踏み式なので、上下運動で歯車を回し、互い違いに付けられた針金のわっかで脱穀していきます。

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ちなみに最初は一人でやってみたものの、なかなか難しい…

 

「これ、二人一組でやった方がいいんじゃない」
「(一同)なるほど!」

 

ということで、物は試しとやってみた結果・・・

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「やりやすーい!」
一人が足踏みで脱穀機を回転させ、もう一人が稲を広げて脱穀していきます。回転数が上がり、キレイに籾(モミ)を分けれました。昔は子どもに足で踏ませて手伝ってもらったのかもしれませんね。

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さて、ここから実が軽いものや稲のくずを仕分けしていきますが、通常は送風機などで風を送り、軽いものを吹き飛ばして選別をしますが、そんな機械はありません。
ということで

 

「最後は人力だ!」

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一人が箕(ミ)をゆすって高いところから籾を落としていき、周りから段ボールなどで仰いで風を送ります。6人くらいで風を送ることで、見事に選別ができました(人間の力ってすごい!)

便利さや効率を追い求めて、機械化が進みましたが、基本的な構造や仕組み、段取りは今も昔も変わっていないそうです。
先人の知恵や苦労を感じられる3時間でした。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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2016年の稲刈りも無事に終了!

月曜日, 10月 10th, 2016 投稿者:あまの

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せんがまちの稲刈りも昨日、無事に終了しました!

あいにくの雨模様からのスタートとなった2日間でしたが、両日ともに、途中から秋晴れの天気。参加者の皆さんの熱気とやる気で雨雲も吹き飛ばして、晴天の中で作業に取り組めました。

今年は夏の草刈り・草取りがちょっと不十分で、雑草が元気いっぱい!稲の中にヒエやヨシが混ざっての作業もあり、農業の大変さを実感頂けたかと思います。

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こどもたちも、自分たちのできることでお手伝い。稲を結ったり、運んだりと、大活躍でした!

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「また来年もきたい」とおっしゃってくださる方もいて、事務局として嬉しい限りです。「戻ってきたい」と思える場所として、これからもはぐくんでいこうと思います。

棚田オーナーのみなさんはじめ、多くの方々の支えのおかげで今年も収穫の秋を迎えることができました。みなさん、本当にありがとうございました!

 

投稿者 あまの

9月の草刈り作業とスガイづくりが終了しました

月曜日, 9月 5th, 2016 投稿者:あまの

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稲刈り前の最後の草刈り作業が、終了しました!

蒸し暑い中、ご参加くださったオーナーのみなさん、中遠農林のみなさん、ありがとうございました。

お昼におにぎりを食べた後、地元農家の昭三さんが先生になって、スガイづくりも行いました。

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慣れてしまえば、小学生でもできるスガイづくり。東京から参加してくれたKちゃんも、練習してできるようになりました!

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暑さも弱まり、いよいよ、秋がはじまります。

収穫の秋まで、もうすぐです。

 

投稿者 あまの

 

8月の草刈りイベント終了しました。

月曜日, 8月 8th, 2016 投稿者:お茶芽
草刈り集合写真

草刈り集合写真

8月の草刈りイベント終了しました。

暑い暑い「せんがまち」で草刈り作業と
生き物教室、流しソーメンが行われ参加者は200名超え!
今年も盛況のうちに無事終わることができました。

参加して頂いた皆様本当にありがとうございました。

追伸、長い間「せんがまち」の生き物教室に植物の先生として
参加して頂いた静岡大学農学部生態学研究室の丹野くんが
念願の博士号を取得し今年度で大学を去ることになりました。

思えば彼と初めて会ったのは8年前、以来「せんがまち」の植物の事は
全て彼から教えてもらいました。
「せんがまち」に植物の先生がいなくなってしまうのは寂しいですが
彼から教わったことは、これからもずっと「せんがまち」に残していきます。
ありがとう!丹野くん。

これからも、あなたの活躍を期待し応援していきます。

投稿者 お茶芽

生き物教室

生き物教室

流しソーメン

流しソーメン

2日目の田植えも終了しました

月曜日, 5月 30th, 2016 投稿者:あまの

快晴の中、田植えが完了!

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2日間頑張ってくれた棚けんメンバー

土曜日に続いて、2日目の田植えも終了しました。

雲がほとんどなく、太陽の下での作業は気持ちがよかったですね。

ご参加くださいましたオーナーの皆さん、そして、2日間頑張ってくれた静大棚田研究会の皆さん、ありがとうございました!

投稿者 あまの

 

田起こし作業終了しました。

土曜日, 3月 12th, 2016 投稿者:お茶芽
田起こし作業1

田起こし作業1

田起こし作業終了しました。

鶯とシュレーゲルアオガエル声が聞こえる春のせんがまち

一日掛けて田起こしが無事終了しました。
畦塗りがまだ残っていますが、4月の作業で片付きそうです。

協力していただきました関東農政局の皆さんと
棚田オーナー、静大棚田研究会のみんなに感謝します!!

次回の作業は4月9日、桜の咲く「せんがまち」でお会いしましょう。

投稿者 お茶芽

田起こし作業2

田起こし作業2

記念植樹祭

土曜日, 2月 6th, 2016 投稿者:お茶芽
植樹祭1

植樹祭1

記念植樹祭

本日「せんがまち」の棚田で
記念植樹祭が行われました。

これは菊川市ライオンズクラブ40周年記念事業として
行われたもので花桃の苗60本をいただきました。

今日の式典にはライオンズクラブの役員の皆様と
菊川市観光協会、地元小、中学生、老人会、女性部が集まり
記念植樹は子供達の手で行いました。

来年にはきっと綺麗な桃の花を見ることが出来るでしょう。
山本理事長の夢、いつかは「せんがまち」を日本の桃源郷に!
又一歩夢に近づいたようです。

投稿者 お茶芽

植樹祭2

植樹祭2

ニホンアカガエル産卵が始まりました。

日曜日, 1月 31st, 2016 投稿者:お茶芽
アカガエルの卵1

アカガエルの卵1

ニホンアカガエル産卵が始まりました。

待ちに待ったニホンアカガエルの産卵が始まりました。

寒い日が続いた「せんがまち」
厚い氷も解けだした今朝
待ちに待った産卵が始まったのです。

静岡県の絶滅危惧種Ⅱ類のニホンアカガエル
この保護活動に取組んで既に15年ほど経ち
数もずいぶん増えてきました。

このカエルのために水を張る「冬水田んぼ」は
「せんがまち」の冬の風物詩となり
春を迎える棚田の風景をより美しく見せてくれています。

その景色の中で育む多くの命を
これからも大切に守って生きたいと思っています。

投稿者 お茶芽

アカガエルの卵2

アカガエルの卵2