紫陽花(あじさい)も初夏の準備中!
5月6日夕方、雨の中の1枚。
雨の棚田はいろいろな音がしていました。
辺りに降る雨の音、傘に当たる雨の音。棚田に吹く風の音、水路の流れ、カエルの声、ウグイスの声。いろいろ・・・。
そんな中、紫陽花も少しずつ梅雨・初夏の準備をはじめています。
5月6日夕方、雨の中の1枚。
雨の棚田はいろいろな音がしていました。
辺りに降る雨の音、傘に当たる雨の音。棚田に吹く風の音、水路の流れ、カエルの声、ウグイスの声。いろいろ・・・。
そんな中、紫陽花も少しずつ梅雨・初夏の準備をはじめています。
今、棚田ではオタマジャクシからカエルになったばかりのニホンアカガエルの子ガエルたちがたくさん見られます。倉沢の棚田は、静岡県の絶滅危惧種であるニホンアカガエルの繁殖地として知られています。それでは、棚田にはいったいどれくらいのニホンアカガエルが暮らしているのでしょうか?
昨年の冬に田んぼに産み付けられたニホンアカガエルの卵塊の数を数えてみました。
その結果、調査した186枚の田んぼのうち、72枚でニホンアカガエルの卵塊が見つかり、卵塊の数は計275個でした。ニホンアカガエルは生体のメスが1年に1回だけ産卵し、雌雄の個体数比は1:2であるとされています。このことから、倉沢の棚田のニホンアカガエルの生体は少なくとも卵塊数の3倍である825匹はいるものと推計されます。
また、1つの卵塊には100から200の卵が入っていることから、少なくとも27,500~55,000の卵があると推計されるのです。
田んぼで育つのはお米だけではありません。棚田で育つニホンアカガエルの量を計算してみると、棚田1反(10a)あたりのニホンアカガエルのオタマジャクシは2700匹となります。米と比較すると、米10kgに対してオタマジャクシおよそ65匹に換算されます。計算してみると、お茶碗いっぱいのご飯で、およそ0.65匹のニホンアカガエルのオタマジャクシが育っていることになるのです。
投稿者:でんぷろ
こちらは草刈りの日(4月12日)。
石亀(いしがめ)が、棚田で見つかりました。
亀にもいろいろな種類がありますが、この石亀は生息数はどうなのだろうか。
外来種は強いですが、昔からいるような種がしっかりと残ると良いですね。
投稿者:しずまち
足跡を発見!この蹄(ひづめ)、さてはイノシシだな・・・。
里山には、いろいろな生き物が人知れず生息しています。
今後、珍しい動植物を紹介できるように写真を撮るぞ!(^O^)/
日曜日に棚田へ行ってきました。
四季折々、美しい風景を見せてくれる棚田ですが、私は春の棚田が一番好きです。
シュレーゲルアオガエルって知っていますか? アマガエルのようなやかましさはなく、コロロ、コロロと美しい歌声で鳴くのです。ちょうどこの時期、千框の棚田はシュレーゲルアオガエルのやさしい歌声に包まれます。そして、棚田を流れ落ちる水の音。ある研究によれば、生物の声や水の音から出る高周波の音は「癒し効果」が大きいとか。
水の音とカエルの声に包まれた春の棚田は、まさに日ごろの疲れを忘れさせてくれる「癒しの風景」です。
投稿者:でんぷろ