Archive for the ‘農作業のこと’ Category

昔ながらの脱穀機で脱穀体験

日曜日, 10月 23rd, 2016 投稿者:あまの

快晴の中、昨日脱穀作業が行われました。ハズ掛けして乾燥させたもち米、うるち米を脱穀機で籾(モミ)をとっていきます。

地元メンバーがエンジン式脱穀機で作業する中、公会堂前では棚田オーナーの皆さんと一緒に、恐らく大正時代頃に作られたであろう、脱穀機で古代米の脱穀体験を行いました。

そんな昔ながらの脱穀機がこちら

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メーカーのラベルも貼られていないので、恐らくお手製の脱穀機とのこと。足踏み式なので、上下運動で歯車を回し、互い違いに付けられた針金のわっかで脱穀していきます。

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ちなみに最初は一人でやってみたものの、なかなか難しい…

 

「これ、二人一組でやった方がいいんじゃない」
「(一同)なるほど!」

 

ということで、物は試しとやってみた結果・・・

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「やりやすーい!」
一人が足踏みで脱穀機を回転させ、もう一人が稲を広げて脱穀していきます。回転数が上がり、キレイに籾(モミ)を分けれました。昔は子どもに足で踏ませて手伝ってもらったのかもしれませんね。

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さて、ここから実が軽いものや稲のくずを仕分けしていきますが、通常は送風機などで風を送り、軽いものを吹き飛ばして選別をしますが、そんな機械はありません。
ということで

 

「最後は人力だ!」

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一人が箕(ミ)をゆすって高いところから籾を落としていき、周りから段ボールなどで仰いで風を送ります。6人くらいで風を送ることで、見事に選別ができました(人間の力ってすごい!)

便利さや効率を追い求めて、機械化が進みましたが、基本的な構造や仕組み、段取りは今も昔も変わっていないそうです。
先人の知恵や苦労を感じられる3時間でした。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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2016年の稲刈りも無事に終了!

月曜日, 10月 10th, 2016 投稿者:あまの

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せんがまちの稲刈りも昨日、無事に終了しました!

あいにくの雨模様からのスタートとなった2日間でしたが、両日ともに、途中から秋晴れの天気。参加者の皆さんの熱気とやる気で雨雲も吹き飛ばして、晴天の中で作業に取り組めました。

今年は夏の草刈り・草取りがちょっと不十分で、雑草が元気いっぱい!稲の中にヒエやヨシが混ざっての作業もあり、農業の大変さを実感頂けたかと思います。

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こどもたちも、自分たちのできることでお手伝い。稲を結ったり、運んだりと、大活躍でした!

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「また来年もきたい」とおっしゃってくださる方もいて、事務局として嬉しい限りです。「戻ってきたい」と思える場所として、これからもはぐくんでいこうと思います。

棚田オーナーのみなさんはじめ、多くの方々の支えのおかげで今年も収穫の秋を迎えることができました。みなさん、本当にありがとうございました!

 

投稿者 あまの

稲刈り初日終了しました。

土曜日, 10月 8th, 2016 投稿者:お茶芽

稲刈り初日無事終了しました。

開会式には降っていた雨も止み
400人を超えるオーナーさんが稲刈りを開始!!
ぬかるんだ田んぼに苦戦しながらも無事に刈り終える事ができました。

開会式

開会式

稲刈り集合写真

稲刈り集合写真

午後には静岡朝日テレビ「サタハピしずおか」の撮影で
美人女子アナの広瀬さん佐野さんなど出演者の皆さんが
「せんがまち」の稲刈りを楽しみました。

サタハピしずおか撮影の様子

サタハピしずおか撮影の様子

明日も本日参加できなかったオーナーさんの稲刈りが続きますが
今日と同じく雨雲を吹き飛ばしていきましょう!

投稿者 お茶芽

いよいよ今週末は稲刈りです!

月曜日, 10月 3rd, 2016 投稿者:あまの
昨年の稲刈り作業の様子

昨年の稲刈り作業の様子

ついに今週末となりました、倉沢の棚田せんがまちの稲刈り作業。

お昼は収穫祭も兼ねて、美味しいお餅やお弁当、また静岡大学棚田研究会の棚田市場もオープンします。直前の台風が心配ですが・・・稲の生命力を信じて、稲刈りの準備を進めましょう。

<棚田オーナーの皆様>

先日発送・メールさせて頂きました「せんがまち通信10月号」に稲刈りの出欠席確認案内を送らせて頂きましたので、ご返信をお願いいたします。

また、当日の服装については「棚田いこうよ」のページにイラストでまとめてありますので、そちらもご確認くださいね。

投稿者 あまの

9月の草刈り作業とスガイづくりが終了しました

月曜日, 9月 5th, 2016 投稿者:あまの

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稲刈り前の最後の草刈り作業が、終了しました!

蒸し暑い中、ご参加くださったオーナーのみなさん、中遠農林のみなさん、ありがとうございました。

お昼におにぎりを食べた後、地元農家の昭三さんが先生になって、スガイづくりも行いました。

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慣れてしまえば、小学生でもできるスガイづくり。東京から参加してくれたKちゃんも、練習してできるようになりました!

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暑さも弱まり、いよいよ、秋がはじまります。

収穫の秋まで、もうすぐです。

 

投稿者 あまの

 

東京・名古屋の親子向け!「旅いく」日帰りバスツアー!

日曜日, 7月 17th, 2016 投稿者:あまの
JTB「旅いく」

画像は JTB「旅いく」 トップページより引用しています。

JTB「旅いく」とのコラボで、「こども里山レスキュー隊~挑戦!菊川・せんがまち棚田の復元計画」という親子体験ツアーが確定しました!

東京・名古屋にお住まいの親子の方は、この機会に是非、せんがまちへお越しください!

2016年8月17日(水):名古屋発着

http://tabi-iku.jtbbwt.com/products_base.php?products_id=1040481

2016年8月18日(木):新宿発着

http://tabi-iku.jtbbwt.com/products_base.php?products_id=1040510

投稿者 あまの

草刈り作業終了しました。

日曜日, 7月 10th, 2016 投稿者:お茶芽

草刈り作業終了しました。

草刈り7月

草刈り7月

昨日の雨で一日遅れの草刈り作業が無事終了しました。

いや~それにしても暑い一日でした!
参加して頂いた棚田オーナーの皆さん
中遠農林事務所、そして静大棚田研究会の皆さん
ありがとうございました!!

次回は8月6日(土)の草刈り作業
夏休み生き物教室も予定しています。
お楽しみに!!
7月8月の除草は収穫に影響する大切な作業です。
今回参加できなかった皆さんも次回は是非ご参加ください。
一緒に気持ちの良い汗を流しましょうね!!

7月9日(土)は草刈り作業です!

日曜日, 7月 3rd, 2016 投稿者:あまの
草刈り

夏の草刈り作業が始まります!

7月9日(土)は草刈り作業日!

稲刈りまでの大切な作業、7月の草刈りを行います。

畦上のの草は草刈り機で刈りますが、畦の縁の草をカマで刈ったり、田んぼの中の草を手で抜く作業です。夏の管理が、苗の生長に大きく影響します!皆さん、是非ご参加ください!

7月9日(土)9:30~11:30(9:00~受付開始)

持ち物・服装はこちらをチェック!

午後は棚田米でおにぎりもつくります。汗をかいて、美味しいごはんを食べましょう!

投稿者 あまの

「代掻き」を学び伝える!<4>

火曜日, 6月 21st, 2016 投稿者:あまの

せんがまち7年生が、やってみた。

<1>~<3>でせんがまちの「代掻き」をお伝えしてきました。

まとめも含めて、代掻き(クロ掻きとミグサワラは時間の都合上できませんでした、すいません!)をせんがまち7年生の天野が、改めてやってみました。

振り返りで、まずは宇野さんの実演をご覧ください。やっぱりはやい!

続きまして、広報天野がやってみた。

別アングルからも撮ってみました。

現役大学生のときは、バリバリ農作業をしていましたが、引退してからはレベルがダウンしてしまったようです。お恥ずかしい。

繰り返しの反復練習が大切ですね!

投稿者 あまの

「代掻き」を学び伝える!<3>

日曜日, 6月 19th, 2016 投稿者:あまの

伝統技術「ミグサワラ」を学ぶ!

今回は、代掻きの後に行う「ミグサワラ」についてです。

ミグサワラ前の水口

ミグサワラ前の水口

平野に広がる田んぼと違い、段々の田んぼが連なってできる棚田の特徴の一つが、田んぼから田んぼに続く水口(ミナグチ)です。上の写真は、とある田んぼの水口です。

写真からも分かるように、段差が高いと水が滝のように流れてしまいます。このままだと上の田んぼの泥が崩れて流れてしまいますし、下の田んぼにも滝つぼのようにへこみが出来てしまいます。

なので、これを藁で泥が崩れるのを抑えながら水の流れも抑えるのが、「ミグサワラ」です。

藁を入れて泥の流出と水の流れを抑える「ミグサワラ」

藁を入れて泥の流出と水の流れを抑える「ミグサワラ」

作業はとっても簡単。

藁を株側を長めにして折り、長い方を下にして水口に置き、折れ目をめがけてクワを数回打ち込み、足で調整して出来上がりです。

こちらも山本理事長に実演して頂きました。その様子がこちら!

本当はすべての田んぼに行いたいのですが、田んぼの枚数が膨大で、今では一部の田んぼにしか行っていません。忘れてはいけない、伝統技術ですね。今度せんがまちに訪れたら、ぜひ見つけてみてください。

投稿者 天野