2017年度の棚田オーナー制度の締切まで、残り4週間となりました。
最盛期の10分の1にまで縮小してしまった23年前、田んぼに草木が生い茂り水も入れられない風景を何とかしようと、地元の皆さんが立ち上がり保全活動がスタートしました。その間、NPO法人化や新しいメンバーの加入、そして多くの方のご協力があって、最盛期の3分の1の広さまで復活ができました。
ほとんどが「まったく農業はやったことがない」という方たち。嬉しいことにかれこれ5年以上続けてくださっている方もいます。
「仕事ですっきりしないことがあったけれど、自然の中で無心で農作業をしていたら、それは大した不安じゃなかったのかもと思えた」
と日頃街で働いている参加者の方に、先日言っていただきました。
「今の時代のそういう人たちのために、ココが開かれている意味があるんだなー」と実感します。
より多くの方に機会をつくってもらいたい、支援の輪を広げていきたいという想いで、今年から募集区画を広げました。まだ少し空きがあります。
そんなに山奥じゃない場所にポツリと現れるせんがまちで、土と生きものと風に触れてモヤモヤを吹き飛ばしにきてください。そして棚田・里山を未来へつないでいくために、一緒に汗をかきましょう!
よろしくお願いいたします!
投稿者 あまの