冬水田んぼ(ふゆみずたんぼ)
23日の畦の補修作業後に棚田に水を入れる
「冬水田んぼ」が始まりました。
この時期、田んぼは水を必要としていません
必要としているのはニホンアカガエルなのです。
このカエル、冬に卵を産むんです!!
静岡県の絶滅危惧種Ⅱ類のニホンアカガエルは
冬に産卵するため棚田周辺の茶草場から棚田へ集まります。
冬場に水を張らない田んぼが増え絶滅危惧種となりましたが
「せんがまち」ではこのカエルたちのために今の時期に田んぼに水を入れ
産卵場所を用意しているのです。
23日の畦の補修作業中にカエルたちが出てきましたから
きっと氷の張らない朝には産卵が始まるでしょう。
今年も沢山のニホンアカガエルが棚田で生まれるように
これから毎日、田んぼの水の調整し産卵状況を確かめていきます。
投稿者 お茶芽